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白蓮れんれん [日本の現代文学]

 「白蓮れんれん」 林真理子 (集英社文庫)


 筑紫の女王「白蓮」が再婚してから、白蓮事件を起こすまでを描いた伝記小説です。
 2014年の連ドラ「花子とアン」では、仲間由紀恵が白蓮を演じて話題になりました。


白蓮れんれん (集英社文庫)

白蓮れんれん (集英社文庫)

  • 作者: 林 真理子
  • 出版社/メーカー: 集英社
  • 発売日: 2005/09/16
  • メディア: 文庫



 1911年、柳原燁子(あきこ)は、九州の炭坑王・伊藤伝右衛門のもとに嫁ぎました。
 この不釣り合いな結婚は、「華族の令嬢が売り物に出た」と、話題になりました。

 燁子は、出戻りとはいえ、大正天皇の従妹で、まだ26歳。
 伝右衛門は、大富豪とはいえ、労働者上がりでもう51歳。

 九州に着くと燁子は、伊藤家の複雑な事情を知り、次々と希望を失っていきました。
 そして、自身の苦悩を短歌に託し、白蓮と名乗って、雑誌に発表し続けるのでした。

 1919年に発表した戯曲「指鬘外道」(しまんげどう)が、文学界で注目されました。
 翌年、その戯曲のことで白蓮のもとにきたのは、27歳の宮崎龍介。運命の出会い!

 二人はいかにして、禁断の愛におぼれていったのか?
 そしていかにして、白蓮事件を起こしたのか?

 事件当時、白蓮は36歳、宮崎龍介は29歳。世間を大きく騒がせました。
 ひょっとしたら白蓮は、こういう形で、社会に復讐をしたかったのではないか。

 さてこの小説は、白蓮事件が起こるまでの、九州における10年ほどを描いています。
 東洋英和女学校時代のことは出てきません。村岡花子もほとんど出てきません。

 だから、2014年にNHKで放送した「花子とアン」は貴重でした。見ておきたかった!
 しかも、白蓮役は仲間由紀恵だったというではないか。(ドラマでは「葉山蓮子」役)

 また、この小説は、「不機嫌な果実」とは全く違いました。
 「不倫小説」と呼ぶのは不適切でした。ジャンルは「伝記小説」でしょうか。

 さいごに。(水泳補習が楽しみだった)

 娘はある程度泳げるため、水泳の補習はわずか1日で終わりました。
 1日目で合格したことで、娘はとてもがっかりしています。

 補習は人が少なくて、楽しく泳げたといいます。
 今、自由プールに行っていますが、人が多すぎてあまり泳げないのだそうです。

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