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レキシントンの幽霊 [日本の現代文学]

 「レキシントンの幽霊」 村上春樹 (文春文庫)


 国語教科書に載った表題作、読書会用の本となった「沈黙」等、全7編の短編集です。
 少し怖い話ばかりが集められています。文春文庫から出ています。


レキシントンの幽霊 (文春文庫)

レキシントンの幽霊 (文春文庫)

  • 作者: 村上 春樹
  • 出版社/メーカー: 文藝春秋
  • 発売日: 1999/10/01
  • メディア: 文庫



 「レキシントンの幽霊」は、タイトル通りレキシントンの屋敷に現れる幽霊の話です。
 「僕」は友人に頼まれて、レキシントンの古い屋敷で留守番をすることになりました。

 「僕」は深夜に、階下から楽しげな音楽や笑い声が聞こえてくるのに気づきました。
 しかし、この屋敷には今は誰もいないはずです。いったい、あの音は何なのか?・・・

 「沈黙」は、職場の先輩が、同級生との間で起こった苦い出来事を語った話です。
 人生でたった一度、中学二年生の時に殴ってしまった相手が、同級生の青木でした。

 そして、高校3年生の時にある事件が起こり、「僕」は青木に陥れられて・・・
 身に覚えのないことで、多くの人に疑われた「僕」は・・・実にひどい話です。

 「めくらやなぎと、眠る女」は、幻想的で怖い感じの話でオススメです。
 いとこの耳鼻科に付き合って、バスに乗っている間、「僕」は昔を思い出して・・・

 「めくらやなぎには強い花粉があって、その花粉をつけた小さな蠅が耳から潜り込ん
 で、女を眠らせるの」・・・
 「それで・・・・・その蠅は何をするの?」
 「女のからだの中で、その肉を食べるのよ、もちろん」(P200)

 ほか、「緑色の獣」「氷男」「トニー滝谷」「七番目の男」等、全7編収録です。
 いずれも1990年代に発表された短編です。

 さいごに。(ガトリン、おめでとう。ボルト、ありがとう。)

 世界陸上を早朝見るため、最近寝不足気味です。ボルトのラストランも見ました。
 ガトリンはドーピングの過去があるものの、あのブーイングはひどいと思います。

 しかし、敗れてゴールしたボルトは、1位のガトリンと健闘を讃え合っていました。
 さすが、ボルト。彼は、あらゆる意味でスーパースターです。感動をありがとう!

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