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結婚十五の歓び [中世文学]

 「結婚十五の歓び」 (岩波文庫)


 「結婚十五の歓び」は、男から見た結婚における十五の「難儀」を述べたものです。
 岩波文庫から出ています。所々に稚拙だが味わいのある挿絵が入っています。


結婚十五の歓び (岩波文庫 赤 571-1)

結婚十五の歓び (岩波文庫 赤 571-1)

  • 作者:
  • 出版社/メーカー: 岩波書店
  • 発売日: 1979/01/16
  • メディア: 文庫



 「結婚十五の歓び」なんて嘘ばっかり。結婚によって不幸になった男たちの話です。
 結婚した男を、魚梁(やな)に入り込んで抜け出せない魚に例えています。

 いわく、結婚する男は魚に似ている。大海を自由に泳ぎながら、魚梁の餌の匂いに
 誘われて、魚梁の中へ入り込んだら最後、もうそこから逃げ出せないのだ・・・

 そして、結婚には十五の難儀があり、しかも人はそれを歓喜とみなす、と言います。
 「結婚十五の歓び」とは、つまり「結婚十五の難儀」のことなのです。

 「第一の歓び」では、結婚まもない男が、妻に服をねだられる様子を描いています。
 「第二の歓び」では、着飾った妻が、社交界で夫を軽んずる様子を描いています。

 「第三の歓び」では、遊びまわった妻が、身重になった様子を描いていて・・・
 という調子で十五まで続きます。だんだんやりきれない気持ちになっていきます。

 私のお気に入りは「第十一の歓び」です。
 若い貴公子が各地を遍歴している時、身重とは知らずにその娘を求婚してしまい・・・

 女たちの恐ろしい知恵。手の込んだ計略。
 やれやれ。この本を読んでしまった男は、もう結婚したいとは思わないでしょう。

 さいごに。(本が読めない)

 転勤して新しい職場にまだ慣れないのに、年度替わりの忙しさが加わって大変です。
 帰りは夜遅くなるし、仕事は持ち帰らなければならないし、読書の時間が取れません。

 まあ、もう少ししたら少しずつ慣れて、余裕も生まれるとは思うのですが・・・
 ちなみに、あすの土曜もあさっての日曜も仕事です。

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