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オデュッセイア1 [古代文学]

 「オデュッセイア(上)」 ホメロス作 松平千秋訳 (岩波文庫)

 (今回もネタばれが多めです)

 ギリシアの英雄オデュッセウスの、トロイア戦後10年間に及ぶ漂流の物語です。
 「イリアス」の続編で、最古期のギリシア叙事詩であり、最高傑作の一つです。

 岩波文庫から出ています。初版は1994年。比較的新しいため、読みやすいです。
 全24歌には、それぞれタイトルと梗概が補われていて、理解を助けてくれます。


ホメロス オデュッセイア〈上〉 (岩波文庫)

ホメロス オデュッセイア〈上〉 (岩波文庫)

  • 作者: ホメロス
  • 出版社/メーカー: 岩波書店
  • 発売日: 1994/09/16
  • メディア: 文庫



ホメロス オデュッセイア〈下〉 (岩波文庫)

ホメロス オデュッセイア〈下〉 (岩波文庫)

  • 作者: ホメロス
  • 出版社/メーカー: 岩波書店
  • 発売日: 1994/09/16
  • メディア: 文庫



 オデュッセウスの故郷では、妻ペネロペに、財産目当ての者たちが言い寄り、
 彼らの息子テレマコスが、窮状を打開すべく、父親探しの旅に出立しました。

 一方オデュッセウスは、美貌の女神カリュプスに引き止められていましたが、
 神々の同情を得ていかだで出発し、数日後パイエケス人の国に漂着しました。

 パイエケス人の王にもてなされ、オデュッセウスはここまでの経緯を語ります。
 一つ目巨人キュクロプス、風神の革袋、巨人族、魔女キルケ、セイレーン・・・

 時にまわりくどく、時に話が重複しますが、基本的には面白い冒険譚です。
 訳は散文的ですが、旧版の呉訳に比べて格段に分かりやすいです。

 上巻の傑作は、なんといっても一つ目巨人からの脱出の物語でしょう。
 この怪物は、アラビアンナイトの船乗りシンドバットにも登場して有名です。

 そのほかにも、さまざまな冒険が描かれていて、ワクワクしながら読みました。
 西洋の古典として、時代を超え国境を越え、愛されている理由が分かります。

 さて、私は実はこの本を、古本屋で見つけました。なんと上下で200円!
 「従妹ベット」事件以後、時々古本屋を覗いていたのですが、ラッキーでした。
 「従妹ベット」事件 → http://ike-pyon.blog.so-net.ne.jp/2015-08-17

 新刊で買える本は、新刊書店で買うべきですが、古本屋で買ってしまいました。
 というのも、普通に買えば2冊で2000円ほどするので。安さには勝てなかった。

 そういえば、古本屋で「オデュッセイア」はよく見かけましたが、「イリアス」
 は一度も見かけませんでした。二作品の微妙な人気の差が、表れているようです。

 現在上巻を読み終わったところです。漂流譚は終わりました。
 下巻はいよいよオデュッセウスの帰還です。内容は知っているのに楽しみです。

 さいごに。(「世界一難しい恋」)

 妻と娘が「世界一難しい恋」を録画しているので、私も見るようになりました。
 このドラマが、めっぽう面白い。毎回みんなで大笑いしながら見ています。

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栗原明(旧HN中原明)

嵐のリーダー・大野智と波瑠の恋愛コメディ、確かに笑いの連続ですね。家族揃って見られるドラマ内容ですが、第7話では(未確認ですが)大野君のベッドシーンがあるらしい。(大野智自身が口を滑らした)ドラマ全体のイメージからして、他愛も無いオチが待っていそうですが。
by 栗原明(旧HN中原明) (2016-05-14 04:57) 

ike-pyon

栗原明さん、楽しい情報をありがとうございます。
あのドラマは、主役の大野がサイコーに面白いです。でも第7話は、娘と一緒には見るのはやめておきたいです。微妙なシーンがあるので。
by ike-pyon (2016-05-14 21:57) 

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